2018年3月18日快晴!!
「第1回 海洋高校ブイヤベースラーメンサミット」を多くの皆さんのご協力のもと開催させていただきました。
生徒たちは、この日のために、会場での受付や準備など、何度もシミュレーションを行ってきました。
さあ、担当チームに分かれて、ワクワクとお客様をお待ちします。

天橋立 宮津ロイヤルホテル様の協力のもと、素敵な会場で開催させていただきます。

いよいよ受付開始です!
生徒たちの開場の挨拶から始まります。

受付開始9時30分、式典11時スタート。
すでに、多くのお客様がお越しいただいています!

11時、予定通り生徒たちの発表が始まります。
会場は、満員です。
式典の日程が、卒業式後になったのですが、3年生だった卒業生が自らの意志で、登壇し発表しました。
3年間の取組への思い入れが感じられます。
ここから、発表の一部をご紹介します。
こちらの男子生徒(卒業生)は、3年間を振り返り、多くの資格取得、奉仕活動を経験し、夢であったパティシエになるため、ホテルに就職も決まったと。海洋高校で学んでよかったことを堂々と発表しています。

次に、食品経済コースの取り組み
食品経済コースでは、地産地消、地域の活性化につながる、特産品の開発を行っています。
「京の鯖」は、舞鶴の大鯖のみを扱い、長年の試行錯誤を経て、商品化に成功しました。
今では、人気商品となり、2万缶を超える販売となりました。
また、鯖のカレー缶、鮭フレークなども開発し、人気を得ています。
また、ヒトデなど海の不要物の回収、堆肥化にも成功し、野菜づくりにも利用していただいています。

生徒たちが、自ら食育にも取り組んでいます。
小学校の給食に魚の食材を提供して、一緒に給食をいただきます。
魚の美味しさを伝え、子供たちに魚を好きになってもらい、魚離れを防ぎ、栄養のある食生活を考えてもらうための活動です。
また、小中学生と練り製品を一緒に作る活動では、1000人以上の参加がありました。売り物にならずに捨てられる魚、未利用資源を知っていただき、その美味しさを知っていただくための活動です。
などなど、生徒たちの素晴らしい活動の紹介と、生徒たちから地域の方へのお礼を述べました。

そして、矢野校長先生の熱い思いと、地域の方へのお礼スピーチです。

ブイヤベースラーメンは、生徒が、底引き網漁業実習で獲ってきた魚の中で、多くの商品価値の低い魚は売れずに捨てられてしまう。
それは、「もったいない!」 「なんとかしたい!」という思いから、10年余りの歳月をかけて、商品化しました。
商品化する過程から、現在も、元宝ヶ池プリンスホテル総料理長、現梅花女子大学教授の「神田正幸」氏には、監修をはじめ、年3回開催する1dayレストランなど、たいへんなご協力をいただいています。いつもありがとうございます。

高校生とは思えない、慣れた手つきで、丁寧に魚を捌きます。

そして、こちらは、ブイヤベースラーメンが2015年「ご当地!絶品うまいもん甲子園」で準優勝に選ばれた時。
このときに、地域のとても多くの皆さんにFacebookの「いいね」の協力をしていただいて、敗者復活戦でぎりぎりの大逆転をおさめることができ、決勝戦に駒を進めさせていただきました。
この準優勝がなければ、今日のブイヤベースラーメンの活動はないかもしれません。
この時のことが、地域の皆さまへの恩返しを考える大きなきっかけになっています。

式典終了
ラーメンの販売開始 !
フード会場では、ブイヤベースラーメンで未利用資源の活用と、地域の活性化を一緒に目指している、松井物産様、 天橋立 宮津ロイヤルホテル様、 天橋立ワイナリー様、 麺倶楽亭様、 ホテル丹後 割烹たんご様、 と、海洋高校のブイヤベースラーメンを販売させていただきました。
フード会場が満席なので、宮津ロイヤルホテル様が、式典後すばやく、式典会場をフード会場へと設えてくださいました。
ゆったりお召し上がりいただけます🎵

今日も多くのお客様にお越しいただき、ほんとうに感謝しています。
ありがとうございます。

本日の海洋高校ブイヤベースラーメン ハーフサイズ 150円です。ありがとうございます!
